行くぜっ!解凍少女

不妊治療で産まれた「解凍少女」の日常。

不妊治療で授かった「解凍少女」と猫とアラフォー夫婦の日常

赤ちゃんと犬が暮らすために

ネントレ編の途中ですが、ここで臨時ブログです。
2つに分けたほうがいいかな〜と思ったのですが、もし同じ心配事を抱えていて少しでもヒントが欲しいと思っている方がいた時のために長いですが書きたいこと全部詰め込みました。

今私は里帰り中なのですが、以前から懸念していたある問題に直面しています。それは、実家で飼っているワンコとムスメとのことについて。

ワンコの名前はカカオ(ミニチュアダックス12歳♂)。結婚する2年前に迎えた子で、本当に可愛くて可愛くて。お嫁入りする時はカカオとの別れが何より辛くて結婚してからも「カカオに会うために」たびたび実家に帰っていました。

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両親に甘やかされ少しワガママなところもあるけど、甘えん坊で私たちのことが大好きなカカオ。きっとムスメのことも可愛がってくれるはずと、妊娠中(里帰り出産しました)から「ムスメが生まれたら遊んであげてね」と言い続けてきました。

産後すぐは住み分けをして両者が出会わないようにしていたのですが、ムスメももう8ヶ月、このたびの帰省が初対面のタイミングと考えていました。
ところが…

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ムスメを見るなり吠える吠える。飛びつく勢いでジャンプを連発し、すぐに完全なパニック状態に。お恥ずかしながら躾不足な部分が大いにあるのでこの反応は予想通りだったのですが、それよりもショックだったのが私自身がカカオに対し「ムスメに何をされるかわからない、怖い」と思ってしまったこと。

間違いなく、ほんの数日前に起こってしまった事故に大きく影響されていたのだと思います。

ハイハイしていた赤ちゃん、ゴールデンレトリバーに突然かまれて死亡 東京・八王子市 (ホウドウキョク) - Yahoo!ニュース

 
本当に悲しくて悲しくてやりきれない思いになるのと同時に「どうしてこんなことになったのか?対策があるなら知りたい」と思い、帰省の日まで私なりに色々と調べていました。それでも答えは出ないまま初対面を迎え、胸に抱えていた小さな不安は瞬時に何倍にも膨らんでしまいました。

そしてこの悲しすぎる事件は、また別のかたちで良くない作用をもたらしました。

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今でこそ猫2匹と暮らしていますが元々は筋金入の犬派で、犬好きが高じて動物愛護ボランティアを始めた私。〈その私〉があのニュースをキッカケに心から愛する犬達を信じられなくなるなんて、そんなことあってはいけない!私は絶対に変わらない!

と。言葉は悪いですが、心の中に「犬好きの踏み絵」を生成していたのです…

このたび広まってしまった「赤ちゃんと犬の接触は危険」という風潮を私自身が払拭しなければという謎の使命感を抱いて。

さあ、手か足を鼻先に持って行って、匂いを嗅がせるんだっ……!!!

結果「傷つくのは私ではなくムスメ」という圧倒的な違いがセーフティになり、文字通り手も足も出せない状態に。初日は接触させず顔見せだけにして、明日以降じょじょに慣らしていこうとなりました。

はあ一体どうなることやら…と内心不安でしょうがない夜。
この時点の私の頭は「信じなくては」「きっと大丈夫」「お互いに信頼していれば…」という精神論でいっぱいでした。明日こそ勇気を出して歩み寄らなければと焦りも出てきていました。

でも朝になり、昨日より激しくなった気もする咆哮を聞くと決意が揺らぎ、そのうち受け入れようとしないカカオに対しての苛立ちがフツフツと沸いてきだすのです。
「どうしてお前はこうなんだ?こんなに私は信じているのにひどい!」って。我ながらなんて横暴なんでしょうね。

つい感情のまま「うるさい!」と怒鳴ってしまった後、まずは私の考え方自体を変えなくてはいけないんじゃないかと思いました。

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言葉が通じない動物相手に「信じている」「きっと大丈夫」と思うことは、暗に自分が望むものを強く求めることになるんじゃないかな、と。もちろん通常の躾においては必要なマインドだと思うのだけど、絶対に間違いが起こってはいけない場面においては「信じていたのに」と言ったのでは遅過ぎる。もしもムスメの体に傷がついた時「私の信じる気持ちが足りなかったから」なんてのは当然言い訳になりません。

じゃあ一体どうすればいいんだああ〜〜〜!何か、どこかに答えが?魔法のような躾方法は?とまた検索の鬼になったり本を探してみたりしたけど、冷静に考えてみたらそんなもんあるはずないんですよね。あの事故が起こった直後に「こうすれば絶対に大丈夫」なんて言えるはずないですし、ワンコの性格や赤ちゃんの月齢、生活環境によってまったく異なるはずです。


で。しばらくグルグルしたあと、ごくシンプルな答えに行き着きました。

そうだ、単に〈配慮する側〉と〈される側〉って区別でいいんだ。
精神的な結びつき云々言う間に、配慮する側がやれることやればいいんだ、と。

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 私たち人間の大人が、知恵を絞って対策をする。
ムスメや動物たちは、それによって守られる。
もう結局はそれしかない、それしか考えない!と決めて行動した結果、こうなりました↓↓↓

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見た目はすこぶる悪いけど、ムスメの安全を確保して、カカオのストレスを溜めないためにこのかたちに落ち着きました。もちろん目を離さないことは前提で。

赤ちゃん、ワンコが可哀想!大げさ!と思う方ももしかしたらいるかもしれませんが、本当に可哀想なことにならないためにしていることなのでどうかお構いなく。
ちゃあんとカカオのフォローはたっぷりしてますので!笑

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すんごおーく長くなりましたが、最後にこれだけ!
ボランティアをしていた時に「赤ちゃんが生まれたので犬を引き取ってほしい」という相談が多く激しい憤りと軽蔑を感じていましたが、今は少し、その人たちの気持ちがわかります。ただしそれは、動物愛護団体の多くが成犬の引き取りをしていないことと、保健所に行った場合殺処分の可能性が高いことを知らない場合に限ってです。
それを知っている私はその方法を取りません。なぜなら今生の別れになるから。

「赤ちゃんと犬の接触は危険」という風潮が広がってほしくないと強く思ったのは、そのような決断をする人が増えてほしくないからです。
本当に微力だとは思いますが、この記事が今悩める方に配慮する(できる)側である自覚と、される側に求めないという気付きを届けることができればと願います。

各家庭それぞれの着地点を常に模索して、家族みんなが幸せに暮らせるように…。

読んでいただき、ありがとうございました。


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